事例集

すまい研究室モデルルーム(2014) -自分で間取りを変えられるマンションリノベーション-

2014.11.21更新 /

改修:2014
場所:兵庫県芦屋市
用途:共同住宅、マンション
工事種別:内部改修工事、リノベーション
構造:鉄筋コンクリート造
規模:専有面積 約85㎡

*roomie(ルーミー。家のなかでの時間を充実させたい人のためのメディア)で特集されました。
建築家の自宅がモデルルーム?長く住むコツ教えてください #かしこい都会の家

築32年(1982年竣工)のマンションをリノベーションしました。
すまい研究室の事務所 + モデルルーム + すまい です。*モデルルームのご案内
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before:一般的なマンション住戸でした
DSC_0024 3LDKの間取りでした。
空間が分断されるので、少し暗い印象です。

before:暗い印象のキッチン
DSC_0028 台所が一つの室になっているタイプでした。
キッチンは隠すのではなく、みんなで楽しめる場所にしたいと考えました。

before:1階ならではの専用庭
DSC_0425 当初は少し殺風景な庭でしたが、室内から緑がみえるのはいいですね。
手を入れればもっと良くなると、可能性を感じました。

before:解体してスケルトンに。
DSC_0078web 内装を全て取ると、鉄筋コンクリートの箱が現れます。
廃材の量も相当です。長く住めるような設計をしなければならないと、気が引き締まります。

*工事中の様子を「読み物-maruモデルルーム」に書いています

after:みんなで楽しむキッチン
kitchen_1 キッチンはオープンにしてみんなで楽しむ雰囲気をつくりました。
必要なものをシンプルに揃えて、見せる収納に。

after:動かせる部屋
unit_frame_1 この和室になっている木製のフレームが「動かせる部屋」です。大人2人で押して動かせます。

小さい子どもがいると、間取りのニーズがどんどん変わってきます。
まず、人数が増えるかも。(うちも実際、完成後に一人増えました)
小さい時は大きな部屋でみんなで寝たいけれど、成長すると個のスペースが必要になる。(しかも人数分!?)
と、思ったら出て行って、もう独立しちゃう。(残されるのは、倉庫と化した子ども部屋)

そこで考えたのが、「動かせる部屋」と「動かせる収納」でつくる、間取りが変えられるリノベーション、maru
でした。

after:動かせる収納
unit_closet_1 こちらが「動かせる収納」です。押入れとクローゼットの、2パターンがあります。
「動かせる部屋」と「動かせる収納」をパズルのように組み合わせることで、何通りもの間取りにできるという仕掛けです。
詳しくは模型でわかるmaruをご覧ください。

after:無垢の床
sozai07 自然素材を中心に使っています。床は無垢の杉板を使いました。
その他、建具や家具も材料そのままの表情を生かして作っています。
無垢の木材は、吸放湿性に優れていて、気持ちのよい空間になります。汚れや傷も味わいになりますし、削って新しい木肌を出すこともできるのでメンテナンス性にすぐれているとも言えます。

after:漆喰塗りの壁
20141027_IMG_0211_HH 壁は、自分たちで塗ったラフな仕上げのしっくり塗りです。
天井は既存を取り払い、配管を見せて高さを有効利用しています。

after:生き生きした庭になりました
DSC_0037web 不要なものを整理して、石を埋めたり、踏み板を置いたり、木を植えたり。
ちょこちょこ手入れしていたら、以前とは随分違う庭になってきました。
まだまだ夢は広がります。

after:変化を受け止めてくれるmaru
slide5 家族構成や暮らし方が、刻々と変化する子育て世代におすすめのリノベーションです。
詳しくはmaruのことをご覧ください。