仕様・素材・設備


仕様のこと


maruの標準仕様

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すまいユニット

構造
既存の構造体のまま

設備
キッチン:造り付け、オープン収納、吊り棚
トイレ:一般的な手洗い付きトイレ
浴室:ユニットバス1216サイズ
洗面台:造り付け
照明:ライティングレール、スポットライト、他
熱源:既存のものを使用
配管:専用部の給排水管を全て取り替え
遮音:LLー45の遮音性能の束を使った二重床


素材のこと


ごく単純だけれど大切な、3つのことを中心に考えました。

1、見て 触って 気持ちのいい素材であること
2、長く使うことで味わいを増す素材であること
3、後々のメンテナンスに充分対応できるように、できるだけ一般的な素材であること


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    床:杉の無垢材

    一番長く肌に触れる床だから、肌触りのよさが大切です。杉は高級素材ではないし、やわらかくて傷が付きやすいのですが、一般的なフローリングのようなヒンヤリ感がなく思わず素足になりたくなる気持ちよさ。
    また、日本の山で一番多くとれる樹種であり、定期的な伐採により山を管理していく必要上、需要の増加が求められているという面で、エコロジーな素材でもあります。

  • sozai07

    床:えごま油

    杉の無垢材に、保護と撥水のためにオイル仕上げをしています。子どもと一緒に塗れるほど、安全で塗りやすいオイルです。
    縫ったあとはツヤ感が出て撥水効果もあるので、こどもが粗相をしても、さっと拭けば大丈夫。経年変化が楽しみな杉床です。

  • sozai02

    壁:漆喰塗材

    居間などに使用しています。塗り壁のいいところは、汚れてもまた塗り重ねられるというところです。漆喰だと自分で塗ることも出来ます。
    また、吸放湿性があるので湿気や結露も抑えることができ、目にやさしいナチュラルな質感が出ます。同じ白塗りでもペンキの部分とは触り心地も見た目も全く違います。ぜひモデルルームで体感して下さい。


  • sozai06

    壁:水性エマルションペイント

    水廻りの間仕切り壁などには、一般的に広く使われている、水性の塗料を使用しています。

  • sozai04

    玄関:モルタル コテ押え

    モデルルームの玄関土間は、コテ押えしたモルタルの上に小石を散らした仕上げにしています。小石なしでシンプルなものもおすすめです。オプションですが、タイル仕上げもキレイです。

  • sozai09

    造り付け家具

    洗面所やトイレには、シンプルな棚を用意しています。他の部分でも使用している木材と合わせた素材・デザインにしています。


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    すまいユニット

    自由に動かせるすまいユニット。一般的には下地材として使われる構造用合板を使い、軽量化のためにポリエステル合板の中空パネルを背板に使っています。すまいユニットについてはこちらで詳しく紹介しています。

  • sozai08

    畳(すまいユニット)

    価格が手頃なスタイロ畳(発砲スチロールにゴザを巻き付けてるというイメージのもの)が標準ですが、オプションとして本畳もおすすめしています。年二回ほど、畳を上げて乾燥させる必要がありますが、踏んだときの感触が全く違います。モデルルームで使用しているので、ぜひ体感してください。

  • sozai03

    天井:ガイナ*

    *オプションです
    ガイナは元々、ロケットの先端に塗るための断熱塗料として作られ、実際に使用されているものです。一般的な素材であるというMARUの素材選びの理念から外れる特殊素材なのですが、その断熱性能・吸音性能からご予算に応じておすすめしています。


  • sozai05

    壁:リシン吹付け*

    *オプションです
    壁が全て漆喰の白だと、見た目に散漫な印象になってしまうことから、部分的にリシン吹付け仕上げとしています。質感がざらっとしていて、濃い色を選ぶと白い壁との良い対比になります。





設備のこと


一般に、キッチン・洗面台・お風呂などの住宅設備の寿命は10年といわれています。
といっても壊れるのではなく、社会的耐用年数と呼ばれているのですが、10年経てば古く感じて陳腐化してしまうという意味です。10年とは、あまりの短さに悲しくなります。

また、これらの設備は各メーカーが分厚いカタログを出していることからも分かるように、選ぶとなると多様性の海の中で溺れてしまうこと必至です。自分は果たして何を求めていたのか分からなくなったり、ショールームのお姉さんが勧めるままにオプションをつけていたら大変な価格になってしまったり。

結局「ふつうに長く使えるもの」ということに尽きると思います。そんな視点で選んだ設備たちなので、一見地味でも長く愛してもらえるものになったと思っています。

その他、既製品で納得のいくものがなかった設備については、オリジナルの造り付けで対応しています。その場合も「ふつうに長く使えるもの」というコンセプトに従い、また出来るだけ価格を抑えて考えました。



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キッチン

キッチンは、すまいの中で一番たのしいところじゃないでしょうか。いい匂いがして、おいしくて、たのしくて、みんなが集まってくる。隠してしまうより、みんなで楽しめるキッチンになった方がいいと思います。

お気に入りの食器や道具をしまいこまないで、見せる。カタログのような非現実的なツルンとした雰囲気ではなく、雑多なんだけど楽しい雰囲気を大切にしたいと思います。

収納も、ほぼオープン収納。ただし地震があったときに、高いところから食器が落ちてくるのは危ないので、吊り棚は扉付きです。


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    洗面台

    とてもシンプルな洗面台です。シンクは普通よりちょっと深めのスロップシンク、水栓は普通よりちょっと長めです。この方が、水はねしにくくて洗いやすいと思います。
    下はオープンで、棚などはつけていません。必要に応じて、洗濯物を入れるかごを置いたり、キャスター付きの棚を置いたりされてもよいと思います。洗面台の収納が多くても、使っていない化粧品などがたまっているだけという状態に陥りやすいので、あえてスッキリと少なめにしています。

  • sozai41_yokushitsu

    浴室

    普通のユニットバスです。在来工法でつくる浴室も魅力的なのですが、水漏れのリスクを考えるとマンションではユニットバスの方が無難です。特筆すべき機能はありませんが、余計なものも付いていないシンプルなユニットバスです。
    大きさは1216で小さめですが、浴室に面積をもっていくより居住空間を広くした方がよいとの思いから、この大きさを標準にしています。また「浴室があたたまりやすい」「湯量が少なくて済むのでガス代が安い」というメリットがあります。
    *オプションで大きさ変更は可能です

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    トイレ

    普通のトイレです。あえて、標準ではウォッシュレットや暖房便座はつけていません。ウォッシュレットのノズル部分が本当に清潔なのか疑問が残ること、暖房便座にせずとも便座カバーで事足りると考えることが、その理由です。
    *オプションでつけることも出来ます



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    長押(なげし)

    いろんなものを引っ掛けて使います。例えば来客時のコート、時計、カレンダー、棕櫚やはたきなどの生活道具から、絵、布、掛け軸などの飾りまで工夫次第で楽しく使えます。

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    引戸

    合板に穴をあけただけの、シンプルな引戸です。開閉がスムーズな吊り戸にしました。

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    照明

    照明によって空間に暖かさや広がりが生まれます。間取り変更に対応できるように、自由にライトを動かせるライティングレールを中心に使っています。


  • sozai53_concent

    コンセント

    MARUの壁は、コンクリートに直接仕上げをしているため配線を隠すところがありません。なので、コンセントは写真のような露出の配管です。

  • sozai57_netsugen

    熱源について

    熱源は既存のものを使用することを前提としています。

  • sozai48_garari

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    通風ガラリ戸*

    *オプションです
    マンションの典型的な間取りの場合、玄関ドアを通風できるようにするだけで、圧倒的に風通しがよくなります。夏はエアコンより、風を通した方が気持ちよく過ごせます。


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    障子*

    *オプションです
    窓辺に何を使うかで、部屋の印象は大きく変わります。カーテンや、パネルスクリーンなどの布地でもいいですね。モデルルームでは障子を使っています。

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    パネルヒーター*

    *オプションです
    急な温度変化によって心筋梗塞などを起こしてしまうヒートショックを防ぐため、洗面所には暖房器具の設置をおすすめしています。火事やヤケドの心配の少ないパネルヒーターです。

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    ビルトインのオーブン*

    *オプションです
    国内の製品はコンロとセットで設置するものしかありません。ご希望の場合はご相談下さい。





見えないけれど大事なところ


すまいにとって大切な部分まで、きちんと考えました。


  • sozai11

    配管とりかえ

    専用部分の給排水管は、浴室や便器の更新に伴ってすべて新しく取り替えます。

  • sozai12

    遮音性能

    L-45の遮音性能を持った束(床を支える材)を使い、二重床にしています。

  • sozai13

    構造体の状況

    解体の際に仕上げを取った時、コンクリートのひび割れ・はく離・鉄筋の露出・施工状況・室内でおこる結露によるカビ・その他を確認して状況に応じて対応を検討します。


  • sozai14

    風通し

    風通しは、そのすまいの良否をわけるほど重要な部分です。一から設計する新築住宅とは違うからこそ、どう風通しをコントロールするか考えました。
    1、内部を完全に区切らずに風がとおるようにすること/2、玄関に通風ガラリ戸を設置する/3、マンションを選ぶ際に相対する面に窓があるか確認する。これらのことで、一定の通風が確保できます。

  • sozai15

    エコロジー

    環境問題は子どもや孫のことを考えると、抜き差しならない問題です。新築ではなく中古をリノベーションするのは、エコロジーな選択です。本当はリノベーションしないで、そのまま使うのが一番エコロジー!でも、すまいが人生に与える影響の大きさを考えると、それは出来ない。
    まず、解体の際にはきちんと廃棄物が処理されているかどうかマニュフェストによって確認しています。そして、リノベーションしたからには長く使ってもらえるように素材・設備を吟味しました。また、できるだけ冷房も使わないですむように風通しを考え、エコロジーなすまいを実現しました。

  • sozai16

    マンションの管理状況

    中古マンションを購入する際には、かならず修繕積立金の残高や長期修繕の履歴と計画を確認して下さい。物件によって、かなりばらつきがあります。
    また、当たり前のことですが周辺の様子や、共用部分の様子も確認しておいて下さい。こうやって既存の状況が見れるのは、新築と違って中古の利点でもあると思います。