読みもの
2011年12月5日のすま研
2011.12.05更新 / 今日のすま研
この季節になると
バレエの「くるみ割り人形」を観たくなります。
ついこのあいだ、第一幕だけをみたのですが、
とてもとてもよくできてるなーと
感心しっぱなしでした。
踊り手たちはびっくりするほど滑らかに舞い、
豊かな演技力で心をわしづかみにし、
音楽は、場面の空気を鳥肌が立つほど臨場的に
表現しています。
色彩や細部の形までよーく考えられていそうな衣装は
美しく、場面に合わせて大胆に動くセットは
みていてとてもおもしろい。
バレエをしていたわけではないので
技術的なことやバレエ団のこともあまり知りません。
とりわけ感動しがちな性格というわけでもないです。
それでもぐいぐい引き込まれるほど魅力的なのです。
ロシア語がわかる必要もないし字幕もないから
文字も読めなくていい。
子供でも老人でも
江戸時代のひとでも楽しめるんじゃないかと思います。
説明ぬきにすばらしいと思える。
それってとてもすばらしいです。
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