読みもの
MARUの風景(1)大工のたやさん
2014.06.13更新 / rafuのラフなライフスタイル
MARUの大工工事をリュフトの黒木君に頼んでいることは以前書きました。黒木君は自分の会社を運営していて、営業と設計と施工という業務をこなす必要があるので、現場では田谷(たや)さんという大工が毎日やってきて作業し、黒木君は要所要所に顔を出します。
今朝、現場でたやさんと話すと、たやさんのお母さんが倒れて病院に運ばれたといいます。たやさんが現場に着いたと同時に電話があったそうです。
気を使わずにお母さんのところに行ってもらいたいと思い、そうしてもらいました。病院にいくことに決めてから、掃除し始めたりしてなかなか出発しないたやさんを何回か急かした後、たやさんは病院に向かいました。
子供が大けがした、女房が分娩台で頑張っている、親が急病で救急車で運ばれた、とかそういう緊急事態に直面したとき、仕事の手を止めて駆けつけることができるかできないかは職場環境が大きく関係すると思います。家庭を顧みず仕事をすることを美徳とする風があるし、仕事上の関係者への影響があるからなかなか難しい。
常から、社会がもっとおおらかであってほしいと思っています。MARUの施工体制も、すま研の仕事環境もなるべくそうありたいと考えさせられた出来事でした。
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