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設計内容を施工者と共有し、適切な見積もりを導く。
2022.04.07更新 / 今日のすま研
新築工事の見積りを依頼する施工会社に設計内容を伝えるためのミーティングの模様。
図面をデータで送るだけでは適切な見積りは出ない。
設計内容、設計の意図、注意点などを伝え、施工者の質疑に答える。
施工する側の意見を聞き、よりよい方法を検討し、変更すべき点は変更する。
構造設計、池田構造設計室の池田氏、工務店、宮村建築工房の宮村氏、鉄骨工事を請け負う宮本鉄工株式会社の宮本氏に集まって頂いた。
建物は鉄骨3階建て。コンパクトな敷地に駐車、駐輪、少しの前庭とアプローチを取りながらも、全体の床面積を最大限に確保している。
限られた床面積を有効に使うため、柱は最小限の4本のみだ。
シンプルな構造に、コストの低減、使い勝手や居住性を確保するための工夫を盛り込んでいる。
それを現場で作るのは工務店だ。
設計図を、対面でのやりとりで補完することが欠かせないのだ。
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