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MARUの家具(1)家具で仕切る

2014.06.23更新 /

今日は、家具屋さんが床置きの家具を組み立てていきました。
この床置き家具は、間仕切りであり、動く押入れでもあり、動くクローゼットでもあります。
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MARUでは、一室空間をゆるく仕切って空間の変化を楽しむ暮らしを提案しています。これは、新しいようで古いやり方で、畳の座敷が続いて襖(ふすま)で部屋が分かれている、おばあちゃんちで見たような伝統的な日本のすまい方と同じです。

この床置き家具と後日紹介することになるフレームとの配置によって、内部空間をコントロールしていきます。これによって和室を作ったり、子供部屋をつくったり、和室や子供部屋もいらなくなれば別の使い方もできます。特に子供の小さい家庭は、3年おきくらいで変化があるので可変性は大事です。他にも、タペストリーを垂らしたり、衝立(ついたて)を置いたりする方法でゆるく仕切るのもいいですね。

家族構成の変化、住み手の年齢の変化、気分の変化など、すまいは常に変わり続けていくもの。MARUは工事終了を完成とは位置づけず、変化を受け入れるための基本の空間をつくるということを意識しています。

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