すまい研究室

塗装が終わり、再び大工さんがやって台所の流し台を作っていきます。台所もＭＡＲＵの理念に沿って、簡素です。簡素すぎやしないかと思うぐらいに簡素ですが、なんなりと工夫して自分たちの暮らしに馴染ませていきたいと思います。

もうすぐ紹介することになるフレームと同じ木を使い、似た雰囲気になるように設計しています。ＭＡＲＵでは一室空間をゆるく仕切って空間に自由度を持たせ、住み手が手を加えながら楽しむ暮らしを提案しています。

設計者には条件によってどんなどころに重きをおいて設計するかを取捨選択するバランス感覚が必要なんだと思います。合理性とか経済性に加えそこからちょっと寄り道した遊び心みたいなものが空間をチャーミングにするんじゃないかとか、いろいろ考えながら、今日も設計。