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MARUの壁(3)塗装中に思ったこと。

2014.06.18更新 /

MARUの工事は天井の塗装が終わり壁の塗装に入っています。
コンクリートには直接、プラスターボードの部分はボードの継ぎ目やビス穴をパテで平らにしてから塗装します。
DSC_0001 改めて工程のちくいちまでつぶさに見ていると、いろいろ改善点がありそう。
当然塗装の間は大工仕事もできないし、下地処理のシーラーに溶剤を使うと臭いも大変。
以前別の物件で考えたことのあるパネル張り工法をもう一度考えてみたらどうかと思いました。
間仕切りに、下地と仕上げを兼ねたパネルを張って完成という単純なものですが、言うは易し。その現場では検討の末、逆にお金がかかるということであきらめないといけませんでした。ただ、そのパネルに木材を使えば端材の量も処理の仕方も環境負荷を減らすことができるし、仕上げを兼ねることができれば工期も短縮できて、経費も抑えることができるはず。まだやりようがあるんじゃないかと思うわけです。当時、造船をしている人に話を聞きました。船舶の内装は似たような工法で作られているということだったからです。ここはあらゆる可能性を求めてもう一回船造の話を聞いてみようと思います。
工期の短縮のほか、ボード面とコンクリート面の仕上がりの違いも気になります。ボードに塗装した面がきれいすぎるんですね。
塗装用の下地クロスという方法もありますが、MARUの仕様としては贅沢仕様になってしまします。
MARUシリーズ#00は現在試行錯誤中。

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