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京都府南丹市の工事現場へ行く

2024.05.17更新 /

構造規模|鉄骨2階建て
用途|デイサービスセンター

内部の解体が終った状況で、設計通りにおさまらない部分を確認し、施工者と変更内容を決める。

原設計から変更個所

・消防設備が増えた
所轄の消防署と協議した結果、非常用警報機器が必要となった。
要望設備は、建物の用途や建物に入る想定人数によって何が必要かが決まる。
具体的には警鐘・手動式サイレン・拡声器(メガホン)のうちのうち、いずれかを選ぶ。
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例 拡声器 よくある拡声器だが、消防機器だけに色が赤い。
設備工事が必要な警報設備と違い、後付けの機器なのでほぼ機器台だけの増額。

・吊り下げ式エクセサイズ器具の台数が増えた
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建築工事ではこの器具の設置のためのボルトを天井面に出しておくところまでを施工する。
200kgの想定荷重に耐えるため、既設の鉄骨梁にボルト固定用の鉄骨材を新設する。
材料と運搬費の他、あらかじめ工場で鉄骨部材に穴をあける作業、現場で溶接して固定する作業があり、計40万円以上の追加となる。

・エントランスの形状
今までなかったところに出入口を作るのだが、既設のシャッターの点検のための天井点検口や操作パネルの関係で位置を変更することにした。
新設するアルミサッシを小さくする変更になるので金額は減となる。

・2階に新設する水廻りのための給水経路を外部に変更
既設の1階WCから給水管を持って行く計画だが、経路を外部に変更することで内部の解体と復旧範囲を小さくすることができる。
その分金額は減となる。



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