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2011年12月13日のめしのたね

2011.12.13更新 /

北欧家具

北欧デザインというジャンルがすっかり定着してますね。
我が家にもPHランプ、アアルトのスツール3脚、フリッツハンセンのアントチェア2脚があります。

PHランプって、
「昔夢見た未来っぽい」「万博っぽい」「スペーシー(宇宙っぽい)」という理由であまり好きじゃなかったんですが、
なぜか うちのPHランプはとっても親しみやすく、こじんまりと馴染んでて愛らしい。

上にピョーンと笠がでてないやつなんです。
あれが付くとどうも宇宙っぽい。
中にカラーリングしてある部分があるんですが、そこが感じのいいオレンジ色なんです。
これが紫色とかになると、何となく宇宙っぽいし突き放される感じ。
その点、やっぱりうちの子はかわいいわあ。親ばかですかね。

アアルトのスツールは
結婚前の同居当初に最初に買った思い出家具です。
あの3本足のやつなんですが、中古で買ったので1脚1万円もしなかったと思います。
ひとつは、座面が赤いリノリウム。これはわたしの分です。
かなり年期入って傷だらけ。それがチャームポイント。
もうひとつは、座面も木のやつ。これは彼の分。
あるとき、電動ノコギリでまちがって座面を大きく切り落としてしまいました。(彼が)
あわてて接着剤でつけまして、その傷が今となってはチャームポイント。

アアルトのキッチンスツールが1脚あって
これは彼が宮脇檀さんに憧れるあまり
「キッチンでこれに座りながら、コトコトいうお鍋を見守りつつ、読書をする」
そのために買って参りました。
「そんなことするかいな」と思ったのですが
「やる気をそいで、料理を作らない男になってはかなわん」と考え直し、
「へ〜え。ついに買ったの。料理がたのしみだわ」と言いました。
案の定、リビングの片隅で物置になってます。

そしてフリッツハンセンのアントチェアは
友達から結婚祝いにもらいました。
こんな高級なものを2脚も!
いや、その友達の実家が箱根で旅館をやっているのですが、その備品だったんです。
企業の保養所を破格で買い取った旅館だそうですが、
置いてあった高級家具もみんな一緒に買えたそうで、
以前、あそびに行ったときは、このアントチェアも大量にあって
従業員の椅子になってました。

なんか、家具自慢みたいになってしまって恐縮なんですが
言いたかったのは、そんなことじゃなくって
「北欧家具っていうけど、サイズは本当に日本人にあってますかね」ってことなんです。
イスなんて特にサイズが大事でしょ?
なのに、なんであんな大きめのものを大枚払って買うのかなあ。
よーく座ってみて、よーく考えたほうがいいんじゃないなかあ。
わたしなんかは、そう思います。

彼は北欧に憧れて目がくらんでいるようで
ときどきイームズのイージチェアが欲しいなんていう
無茶なことをいっておりますが・・・。
あっ、これは北欧じゃないや。

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