読みもの
2011年7月1日のすま研
2011.07.01更新 / 今日のすま研
建築士という雑誌で、
東京芸術工科大学準教授、馬場正尊氏
の文章を読みました。
商店街を商店として活性化する
のではなく、需要がある居住スペース
として捉え直すのがいい、という
ことが書かれていましたが、
全くその通りだと思います。
今は使っていない店舗部分を
居住スペースに改装して貸す。
閉店した店舗が多い商店街で、
まとめて施工すれば、個別に
施工するよりお得です。
学生を対象とすれば
家主のリスクを軽減できます。
商店街というまとまりを活かして、
学生同士のコミュニティーができ、
入居する学生にとってもメリットが
あるだろうし、
大学の学部単位に宣伝することができて
効率よく募集活動ができるというメリットも
あります。
事前にアンケートをとれば
家賃や入居者を想定できて、
資金計画も立てやすくなるでしょう。
例えば、
デザインコードを決めて、
内外装をセルフビルド
することにするというルールにすると、
建築系の学生たちが集まってくる
かもしれません。
そういった、プロジェクトに
しっくりきそうな学部を想定できる
立地であれば、かなり現実味があると
思います。
一度地元の商店街を調査して
管理組合にプレゼンしてみようかな。
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