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2026.05.02更新 / 今日のすま研
高校生の娘が吹奏学部に入っている。
毎年力を入れている定期演奏会では、自分たちで冊子の編集をし広告を掲載してくれるスポンサーを集める。
娘の演奏を聞きに行くようになり、吹奏楽の世界を知った。
上手いチームの心地よい演奏に聞き惚れ、子どもたちが気持ちを込めて全力で演奏する姿に心を震わせる。
大会で勝ち進む喜び、予選で敗退する悔しさ、同じ目標に向かって進む仲間との物語がある。
そんな彼らを応援しようと思い、スポンサー集めに奔走する娘のオファーに快諾した。
紙面の大きさを考えると写真は1点か2点がよさそうだ。
シンプルな一文に必要な情報を添えることにした。
「日常に、楽しさと喜びを見つけられる建築を作っています。」
普段考えていることを、飾らずに簡単なことばで伝えようと考えた。
住宅であれば、住み手がいて日々の生活がある。
生活には辛いこともある。
物は増えるし、狙い通りのことばかりとはいかない。
かっこいい竣工写真は一面でしかない。
すまいには生活の生身の部分とでも言うのか、営みのすべてを受け止めてほしい。
そんなことは無理なのかもしれないが、せめてよりそう気持ちで作りたい。
晴れの日も雨の日もある日常で、住み手自身が楽しさと喜びを見つけることができる。
よりそうってことはそういうことなんじゃないかと思っている。