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2011年6月22日のすま研

2011.06.22更新 /

あるすまいの庭を考えています。

外構の商品では特に木材や石材のイミテーションが多いですが、
これがどうも好きになれない。

ニセモノっていうのが嫌なんでしょうね。
いくら本物そっくりでも、
「あ、ニセモノか」と分かった時のガッカリ感は避けがたい。

例えば、庭に木を置きたいと。
でも本物は腐ってきたりする可能性もあるから
金属で出来た木のにせものを置こう、というくらいなら
木は置かないほうがマシだと思うんです。
そういう風に考えるんなら、そこはもう木を置くべきところじゃない。

ニセモノは、どこまでいってもニセモノで
それが本物に似てれば似てる程、
どうしようもないくらい、ニセモノになってしまう気がして。

似てないニセモノは笑えますが、
そっくりなニセモノは、ただただガッカリです。

しかし、まあ
建築業界に、そういうイミテーションの多いこと多いこと。

建物の外壁なんかも多いですよね。
みなさんも、街を歩いてちょっと意識してみてみたら
たくさん見つかると思います。
レンガ風のレンガじゃないものとか、
石造り風の石じゃないものとか。
それがどういう風にみえるのか
ちょっと引いた視点で一度考えてみてほしいなと思います。

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