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芦屋市内公園便所の建替え設計業務の入札を辞退
2025.10.07更新 / 今日のすま研
くらし研究室は芦屋市が発注する業務に入札できる会社として市に登録されています。
そうすると、「こんな業務があるので入札に参加しませんか。」という連絡があります。
指名競争入札といいます。
今回は市内公園の便所の建替えの設計業務です。
指名入札に限らず、公共の業務を落札するには設定された金額の範囲内で、入札者の中で一番低い価格を入札する必要があります。
金額が低すぎても高すぎても落札できません。
発注者の芦屋市は事前に業務に対する落札想定価格を計算します。
予定価格といいます。
そこから最低制限価格を計算します。
最低制限価格は入札後に公表され、最低制限価格を下回る入札をすると失格となります。
いろんなパターンがありますが、今回は予定価格が設定されていました。
まず、どんな業務がいつまでに求められているのかを確認します。
そしてそのための経費を計算します。設計業務の場合は主に外注費です。
そして落札できそうな金額を計算します。
今回は求められる業務量に対して業務期間が短く、それをこなそうとすると外注費も大きくなります。
しかしその割に予定価格が低く設定されていました。
そんなわけで今回の指名競争入札は、辞退理由はを下記のように記載して辞退届を提出しました。
1.求められる業務量に対して業務期間が短すぎると判断したため
2.求められる業務量に対して当社が受託可能な金額を見積りした結果、予定価格を上回ったため
この業務量を、この金額、この期間でやれるのか。
開札結果も要チェックです。