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パスポート残存有効期間にご注意
2025.10.06更新 / 今日のすま研
まっちゃんは、京都あじき路地で北欧ヴィンテージ家具の販売とリペア、そしてリノベーションの設計もしているRu-Puの経営者だ。
まっちゃんは務めていた設計事務所の後輩だ。
家具が好きで、退所した後に職業訓練校へ通い、家具屋で働き、業界の人脈を広げ、今は独立して京都で店を構えている。
時々食事に誘ってくれて、近況を話してくれる。自身が設計事務所勤めだった上に、吉村氏という英国への留学経験とゼネコン勤めの経験があり図面を書けるスタッフがいるため、時々くらし研究室の図面を書く仕事を受けてくれている。
そのまっちゃんが昨日10月5日日曜の夜、買い付けのためにスウェーデンに飛んだ。
通訳として吉村氏も一緒だ。
今頃彼らは北欧かと思っていたらまっちゃんから電話がかかってきた。
なんと飛行機に乗れなかったらしい。
パスポートの残存有効期限が足りなかったという。
しかも一日。
残存有効期限は、有効期限とは違う。
国によって必要な残存有効期限が異なるらしい。
まっちゃんのパスポートの残存有効期限はスウェーデンが定める残存有効期限に一日足りないため、
搭乗前に航空会社からストップがかかってしまった。
「やっぱり乗れません・・・。」
その瞬間、その場は時が止まったかのようにフリーズしたという。
本人曰く、体感5分。
「この時期の北欧は夕方には店が閉まって夜は時間があるので図面書けます。」と言う彼らに仕事を依頼していたので一応報告をくれたわけだが、電話の声はどこかに穴があいているようだった。