読みもの
大阪市、築90年超の平屋をカフェと民泊にする
2025.09.22更新 / 今日のすま研
カフェを作りたいという相談を受けているクライアントと一緒に新しい物件の下見に行きました。
坪単価が相場に比べて安い物件です。
住宅地ですが、家を新築するには既設建物の撤去にお金がかかることと、一般的にイメージされる道路とは少し様子が違うこと、そしてそれがちょっと狭いことなどがその理由だと思います。
しかし長所短所も捉え方次第。
入り組んだ細い道の先にある物件は店を作るには隠れ家のような立地になり、撤去が必要だと思われている古い建物は雰囲気を活かして改修して使うことができれば撤去費用はかからないいい物件ということもできます。
下見のポイントは、昭和初期に建てられた平屋がどれくらい傷んでいて、改修に掛かる費用が事業計画に合うのかどうかです。
不動産屋会社がくれる物件概要書だけでは情報不足で、現地に行くという方法に勝るものはありません。
クライアントの計画は、物件によっては店舗の他に自分たちの住居に加え、可能であれば民泊のスペースも作りたいと考えています。
候補としてあがってくる不動産はどれひとつ同じものはなく、それぞれに適したプランが異なります。
物件ごとの条件を手早く確認し、たたき台となる案を作ることでクライアントの物件選びのサポートをしていきます。