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耐震診断。家中くまなく観る。
2025.05.13更新 / 今日のすま研
耐震診断のため、芦屋市の戸建て住宅で現地調査をした。
簡易耐震診断は非破壊検査だ。
見れないところは建てられた年代から推測する。
しかし天井裏や床下は見れることが多い。
ここを見れば筋交のあるなし、基礎の状態、構造材の接合部の状態がわかる。
住み手が話してくれることを聴く。
くまなく見る。
そうして情報が集まってくるとその家のことがだんだんわかってくる。
どこがどうなってるのか。
どこが傷んでいるのか。
どんな改修がなされてきたか。
床の傾きの原因は何か。
情報を集め、推理し、解き明かす楽しさがあるのだ。
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