読みもの
地域に根差したお店を考える
2019.12.30更新 / 今日のすま研
大阪、昭和町で和食料理人そうしんさんのお店作りをお手伝いしています。
先日物件を一件見に行ったばかりで、具体的なことはこれからです。
下見のあとは、物件近くにある長屋を改装したカフェで感想を共有し、これから作るお店のコンセプトについてあれこれお話ししました。
そこは同じ地域で営業されているお店なので、お店の方へのヒアリングも忘れずに。
より多くのかたに知ってもらうためにも、店ができるまでの過程も楽しんでもらえるような工夫ができないかと思います。
例えば地域の方が参加できるオープンミーティングをひらく。メニューの試食会も一緒にすればいいかもしれません。作る過程を公開して興味をもってもらうための工事中見学会を開いたり、お店作りの過程を追ったドキュメント映像を作って、広報のツールとして使ってもいいかもしれません。
作り方の面では、施工者さんには早い段階で、コンセプト、予算、工事上の制約などの条件を共有することでスピードと共に空間のできについても満足度の高いものを目指したい。
後日、デザイン広場の鈴木暁久(すずきあきひさ)さんと一緒に、そうしんさんの奥さんであるくにこさんとミーティングをしました。
始まったばかりの今だからこそできる、コンセプト作りの材料集めのような意見交換ができました。
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