読みもの
建築ポータルサイトhomifyで井上さんのすまいが紹介されました。
2017.12.24更新 / 今日のすま研
homify「ホーミファイ」は、世界の住宅デザイン・北欧インテリア・収納雑貨・DIYアイデアなど、最新の情報を得られる「住まい」総合ポータルサイトです。
いろんな国のホーミファイのライターがhomifyにupされた事例をそれぞれの視点で記事にして紹介します。
今回、すまい研究室が手がけたマンションリノベーションを韓国のライターさんが記事にしてくれたようです。
記事はコチラ
3種の床材について比較した記事です。
1.無垢の木のフローリング
2.合板に薄く天然木を貼った床材を使ったもの
3.芯材に木目模様をプリントしたフィルムを貼った床材
1.の無垢の木材はいいけど、値段が高く、傷つきやすく、こまめなメンテナンスが必要。
2.は1より安いがやっぱり表面は天然木なので値段以外は1と同じで気をつかう。
3.は最も安いが安っぽく見えるので慎重に選ばないといけない。
という趣旨のようです。
ひとつだけ付け加えたいのは、
「無垢の木は傷つく。こまめなメンテナンスが必要」というよくある説明が
いつもながら少し大げさに過ぎるということ。
世の中が工業製品であふれかえり
「ものを手に入れること=商品を買うこと」と考える僕たちの感覚で
木材を工業製品と同じように捉えると、
傷つき、反り、日に焼けたりする性質はデメリットになるのかもしれません。
でも、無垢の木は工業製品とは違います。
同じものがいつでも買えて、いつまでも買ったときと同じ状態を求めるべきではありません。
木材の経年変化は劣化ではなくて味わいをます熟成だと捉えることもできます。
おまけに、ひとことで木材といっても、硬さ、色味、木目、仕上による肌触りの違いと千差万別。
床は天井や壁と違ってからだに近い部分だけに
感触や、ぬくもり、硬さ、といった感覚も考慮して選びたいところです。
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