読みもの

いろんな家がある、それを知ってもらいたいと思います。

2011.05.26更新 /

家というものは、自分の感性や好みだけを頼りに形作るには大きすぎると思います。

一軒の屋根の色、外壁の素材など、要素のひとつひとつがまちをつくり、まちの印象を決めていくんですから、社会的責任というべきものがあるんじゃないでしょうか。
それに非常に高価ですし。
シーランチコンドミニアム

「フィンランドの小学校用の教科書なんか、国土と建築の様式、生活用具、公営住宅、都会に住むことと田舎に住むことの違い、建築の工法、ギリシャの柱頭の様式、図面の書き方読み方、建築金物、調和の原則―なんていうのがみんな絵入りで書いてあって・・・」

(宮脇檀 『それでも建てたい家』)

日本人の僕は、小学校の技術家庭科で裁縫や木工を習った程度。すまいについての知識は建築を勉強しようと大学に入ってから得たものです。

つまり、多くの建築を勉強していないひとにとって、家を買ったりつくったりしようとするときに頼るのは、自分の住体験から得た知識やそれまでの人生で身に付けた感性、ということになるのではないでしょうか。

世の中にどんな家、住まい方があるのか。すま研の活動を通してそういうことも発信したいと思っています。
そういう色んな例を知った上で、本当に自分に合ったすまいというものを考えていけるといいですね。

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