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芦屋市の指名入札検討を検討する
2024.07.04更新 / 今日のすま研
芦屋市の指名競争入札を検討する。
入札か、辞退か。
入札するならいくらか。
まず、業務内容は公園のトイレの建替えの設計と積算及び各種申請だ。
スケジュールは来年1月末まで。
といっても、年内に4回、概算金額の提示や途中成果物の提出が求められている。
市は次年度の工事で予算を確保するための予算請求をする必要があるので早めに工事金額を教えてね、というわけだ。
それにしてもこれはうちだけでなく協働する設備設計や構造設計も足並みそろえて急がされることになり結構大変である。
新築なので、確認申請もある。
確認申請の前には景観条例や福祉のまちづくり条例という条例に従って申請をすすめておかなければならない。
やるからにはよりよい案を提案したいが、提示されたスケジュールでは市にヒアリングし、案を練り、提案し、フィードバックして、などと
はやっていられない。
そしてなにより、協働してくれる設備設計と構造設計が必要だ。
みなさんより大きな規模の物件にいそしんでおられる。
コンパクトな規模でもやることはそれなりにあり、年内に途中締め切りが4つもあるスケジュールに付き合ってくれる事務所を探すのは大変である。
構造設計はなんとかお願いできた。
設備設計もなんとなりそうか、と思ったらスケジュールを見て断りの連絡を頂いた。
他の業務と重なっていて対応できないそうだ。
公共の業務は年度にのっとってスケジュールを決めるから設計スケジュールはタイトである。
締め切りは年度内、かつ数か月の余裕を見て、1月となる。
年度末から逆算して予算請求をするタイミングが決まる。9月だ。
業務開始が遅ければそれだけ業務期間が短くなる。
完成した建物は長く使うものだし年度によるしわを設計期間によせるより、
じっくり設計して質の高い提案を引き出すほうがいいと思うがブログでわいわい書いても屁のツッパリにもならないのだ。
金額の折り合いもある。
必要経費を積み上げた額で入札しても有効な金額の範囲に収まっていなければ落札できない。
有効な範囲はたいがい非公表なので頑張って予想する。
入札日は7/8と9である。
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