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建築家と進める、住宅ローンを使ったリノベーション
2021.07.18更新 / やくにたつ建築の話
芦屋市内、鉄筋コンクリート造の長屋型共同住宅の改修設計です。
一帯はかつて街区全体が整備され、住宅供給公社が分譲した住宅が建ち並びます。
専有部は2階建てで庭があり、共同住宅でありながら戸建て住宅に近い印象です。
間取り、設備がほぼ竣工時のままで、改修を前提とした物件としていい条件でした。
資金計画の前提条件は物件取得費と改修工事費をまとめて一本の住宅ローンを組むこと。
そのためのポイントは下記の2つです。
1.ローンの仮審査時に概算見積書が必要
通常、購入したい物件が見つかったらすぐにローンの仮審査を申請します。
予めヒアリングができていればラフプランと概算見積を迅速に作成することができます。
2.ローンの本審査時に工事契約が必要
本審査までに工事契約をするためには、設計しながら施工者と協働して金額を調整できるチーム体制が重要です。
今回のケースのように、物件探しを始めると同時に相談をして頂き、条件や要望のヒアリングができていると
スムーズにことを進めることができます。
すまい研究室の物件探しサポートプランは、不動産会社と協働することで、物件探しに建築家の視点を加え、改修設計を見越した物件を提案し、物件取得から改修工事までをサポートします。
是非ご活用ください。
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