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使わなくなった銭湯を活用する。
2020.06.01更新 / 今日のすま研
とある廃業した銭湯を活用しようという計画があり、幾人かのチームで検討を進めています。
銭湯を活用する意味とはなんだろう。
地域の住人が日常的に集まった場所。その特徴を受け継ぎ、今の時代に合った場所をつくる
ためのコンセプトって?
事業計画はどうか。
いくつかのテナントは決まっていますが、建物全体の家賃を支払うためには建物全体を無駄なく使ってお金を稼がないといけません。
いくつかのテナントが入った時の共存のしかたはどうするか。
大きく割り当てるのではなく、小さくたくさん集まるのがいいのでは。
冷暖房はどうするか。
湯を張らない冬の大浴場は底冷えしそう。
管理のやりかたは?
意見交換をしながら方向性を探ります。
考えることはたくさんありますが、まずは安くはない初期費用をどう集めるか、
ランニングコストを支払い続けるためのプログラム作りが急務です。
保証金、仲介手数料、改修費用、広告料、家賃、管理費などなど。
地域のこと、社会福祉のこと、アート、文化的な価値を高める活動。
チームには様々な視点を持って活動をされている方が集まっています。
しかし事業計画に落とし込んでみると、非常に難しいことがわかってきます。
この状況を突破するには違う視点や実績を持つ方の意見や手法を取り入れる必要がありそうです。
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