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京都、古建具を扱うお店へ行きました。
2020.02.26更新 / 今日のすま研
京都市内、古建具を扱うお店に行きました。
建具<たてぐ>というのは建築のことばで建物に使う仕切りのことです。
玄関扉、トイレのドア、襖や障子など、外と内、部屋と部屋を仕切る道具として、建具に触れない日はないくらい誰にとっても馴染みのあるものです。
井川建具店には京町家で使われていた色んな種類の古建具がびっしり並んでいます。
1枚もの、数枚セットのもの、サイズもいろいろ。
そのまま活かすことはもちろん、手を加えたり使いどころを工夫して、空間の魅力にプラスになる使い方も考えたいですね。
値段は色々ですが、例えば人が出入りできるような畳一畳くらいの大きさで、枠が木製、大きな一枚ガラスが入っている戸が一枚1万円程度でした。建具屋が新しく作ると一枚4万円は下らないと考えるとどうしょうか。
運搬や加工の手間がかかるとしても、新しく作るより価格を抑えることはできそうです。
リユースやアップサイクルという点でも意義があるし、一番の魅力はその古さがかもし出す雰囲気を取り入れられることでしょうか。
建築やインテリアに興味があれば、好みの古建具を物色しにいくという少しマニアックなお出かけはいかがでしょうか。
活かし方がわからないですか?ぜひご相談ください。よろこんでご提案いたします。
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