読みもの

疾走!炭火焼鶏屋計画

2016.02.28更新 /

未来の店主Mさんからの電話で
停滞していた計画がふいににぎやかになってきました。

以前、有力候補だった物件は条件が合わずにあきらめて、
目下物件探し中だった焼鳥屋の計画です。

「この物件はたまたまキャンセルが出たものでまだ出回ってません。」
「場所は抜群によく取り合い必至です。」
などと不動産屋とMさんの両方からせかされて、
図面を手に入れていそいそとプランの大筋を考えたあくる朝、早速現場へ。

神戸は元町。
駅から元町商店街へと続く道沿いに立つ小さなビルの1階。
同行した工務店のY氏と不動産屋は、
「狭いなー」「ここはデットスペースですかねー」
「まあ場所だけはいいので」
とまあ後ろ向きの会話をしています。

そんな会話をよそに、設計者の心中は
「曇りなき眼で見定める」
又は、
「為せば成る、為さねば成らぬ何事も」

現場確認を済ませたらそのままMさんと打合せへ。

Mさんと話しながらその場でプランを調整します。
Mさんは僕とほぼ同年代。現在焼鳥屋で雇われ店長として働いています。
独立するための店の場所。決めるか決めないかはプラン次第というところも
あるわけですから緊張感があります。
DSC_0509web
イメージした空間の一本通したい筋のようなものを考えながら
Mさんの要望、機器の想定や配置、席数の確保など、昨晩作った
プランをもとにこの場所の可能性を考えていきます。

お、これは。
と手応えを感じて手をとめた時、Mさんの口からも「いい感じですね」

翌日、不動産屋へ走ったMさんから物件が決まったと電話があったのでした。