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少ない予算で戸建て新築を考える

2016.02.15更新 /

小さな家でゆたかに暮らそう!

14坪の土地に建てる延べ坪21坪(約69㎡)に満たない小さな家です。
建物の工事価格はひと坪あたりの工事金額を75万円だとすると1575万円です。

さて、この土地は高さに関する制限が厳しい場所でした。
建ペイ率(土地に対して建てられる建物の大きさの割合)は60%です。

section web △こちらは家をタテに割って見たときの絵です。
割る位置の違いで3つの絵があります。
3階は寝室なのですが、屋根が迫ってくる様子がわかると思います。
斜線制限という決まりごとからくるもので、北側の隣家への日照を遮らないように、
建てられる建物の高さが決められています。

2階のLDKにはテラスを通して陽のあたる窓辺のスペースを作っています。
plan2Fweb 道路向かいにはマンションが建っているので、内と外からの視線や日の当たり方など、
外との関係をやわらかくするのにテラスが一役買っています。


小さな家のメリット

面積を大きく取ったプランとは違うところにお金をまわすことができます。
仕上げを始め、家のいろんなところの作り方に一工夫加えていくことができます。
その結果、使い勝手がよくなり、居心地がよくなります。

より少ない金額で家を考えることができる。
小さな家は必要な土地もまた小さい。
同じ予算でも、とにかく床面積を大きくとるという計画もあれば、
床面積は小さくまとめて、空間の質をあげた設計にしようという考え方もあります。
家のよさは広さじゃない!
というわけです。

物にこだわらない暮らしがしたくなる。
小さな家は収納も小さい。
持ち物も必要最低限、本当に必要なものって何かを考えることになり、
物を置くためではなく、家族のための空間が増えることになります。

光熱費が安くなる。
小さい家は冷暖房が必要な空間も小さい。
浴槽が小さいと使う湯も少ない。
一年間で一番使われているエネルギーは給湯のためのガスや電気だって知ってました?
小さいな家は屋根も小さい。
屋根が受ける太陽の熱エネルギーも少なくてすみます。

こうしてあげたメリットですが、価値観や考え方ひとつでデメリットにもなります。

家をステータスシンボルと捉える人だったら広くてなんぼ、天井高は高くてなんぼでしょう。
収納が少ないのはダメな家の代名詞みたいに言われもします。

つまりは住み手次第。
小さな家でゆたかに暮らしてみませんか?