読みもの
すまいのお手入れ 障子紙を張る
2016.01.12更新 / rafuのラフなライフスタイル
わが家の窓辺のしつらいは障子。
全部閉めると壁が一面障子になります。
2014年7月 工事中
工事中、建具屋さんがいよいよ障子を張ろうとしていた時にふと考えました。今はまだお腹の中にいる長男も、じきに出てきてつかまり立ちでもするようになれば破いてしまうだろうし、必要なら後から張れる。いっそ下半分は張らないで雪見障子風に楽しもうじゃないか。ということでそのままひと冬過ごしました。
だけどこれだけ盛大にあいていると冬は冷気の通り道。
今年は障子紙を張りましょう!
ということで用意したのは障子紙とでんぷんのり。
障子紙は今張ってあるものとは違った質感のほうが半端に似せるよりいいだろうと、
楮(こうぞ:クワ科 和紙の主原料)の皮入り民芸調のものを選んでみる。
ソファを作業台代わりにして桟にのりを塗っていきます。
刷毛いらずが売り文句のペンタイプを使いましたが塗りにくいので、のせたのりをスポンジでのばしました。
紙を張り伸ばす。
「こうして紙を張るんだよ。障子の光はきれいだね。」と一緒に作業にいそしめば、子供たちもこの繊細な障子を大事に扱うようになり・・・とそんなうまいこといくかいな。破るときやぁ破る。
上半分のぴんと張られた障子のきれいなこと。
多少の波うちも味のうちよとうそぶきます。
たるみが気になるところは霧吹きとひとふき。
ある程度乾いたら余った紙をカッターで切ってできあがり。
実は長男は今がつかまり立ちの真っ最中。
紙張り作業で障子に注目したのか張りたての障子を開けたり閉めたりしてます。
他におもしろいものを見つけてくれることを願う。
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