読みもの
古長屋の日々の修繕とその先にあるもの
2015.10.07更新 / 今日のすま研
大阪市内の古い長屋。
建て付けが悪くなった建具を付け替えます。
他にも床が悪くなったり雨樋がつまったり階段がきしんだり中庭の排水が悪かったりと色々ありますが
その都度対応しています。
通りには他にも長屋があって、空き家だったり店舗になっていたりしていますが
なんとなく可能性を感じる通りで、このまま時が経って建売住宅やマンションの一部に取り込まれていく
のは惜しい。
この前ある人に、すまい研究室で商店街の空き店舗でも長屋でも場所を借りて手入れをして事務所にしたらどうかと言われたことを思い出しました。
やるならば周りに対して波及していくことを意識したい。いままでなかった種類の店ができて今までにはいなかった世代や職種が集まるような効果。違った職業で集まってシェアするというのもいいかもしれない。
家賃にお金をかけられない僕にとってはありがたい。企業したての人、雰囲気が気に入った人、芸術家、
陶芸家、書道家、合気道や茶道教室、音楽教室など稽古ごとの貸スペースとして。
いろいろありそうだし、探せば手を挙げる人がいるかもしれない。
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