読みもの

先生お宅訪問

2015.06.28更新 / ,

先生というのは僕の合気道の先生です。
正確には師範ですが仰々しい感じがするので僕は「先生」とお呼びすることにしています。

先生の家はその徹底したコンセプトが先生とその奥さんの物事の考え方や生き方にも呼応していることが
よくわかる、とっても居心地のいい家でした。

どんなふうだったかを少し説明すると、構造材である木が釘を使わずに組まれ、その柱や梁が表しにされています。目につく箇所は木、しっくい、畳、障子。キッチンは大工仕事で作られた簡素な台の上にステンレス製の天板が据えられています。
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建物の南側を通るアプローチの傍らにはいろんな野菜が育つ畝があり、おいしそうに育った野菜たちが出迎えてくれます。塩ビはなるべく使いたくないからと雨樋は金属製で、流末は雨水タンクにつながっていました。
興味深いポイントはもっとたくさんあるのですがきりがないのでこの辺にしておいて、
おいしいそばを頂きつつ政治と食と子育ての話題で盛り上がりながら、僕がチラリチラリと気になっていたのはペレットストーブ。
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そばをいただいた場所は家のヘソというのがぴったりな場所でした。
頭上には勾配屋根が見える吹き抜けがあり、すぐそばには使い込まれた楽しそうな台所があります。その背後は、吹き抜けの空間とは対照的に天井が低めに抑えられた、小上がりになった掘りごたつのあるなんとも懐かしい感じがする小部屋があり、こちらへどうぞと呼んでいるようです。(遠慮して上がりませんでしたが)

こんな居心地のいい場所でそばにあるペレットストーブが目に入ると、寒い冬にこのストーブのぬくもりを感じながら鍋をつつき、そのまま背後の小上がりに上がり込んで寝てみたいという気持ちがぐらぐらとわいてきたのでした。

(ひ)