事例集

Y保育園+教会 耐震補強と内外部改修工事

2014.05.10更新 /

耐震補強 内外部改修工事
改修:2013
場所:神戸市
用途:保育園+教会
構造:壁式鉄筋コンクリート造
規模:延床面積 約586㎡ 地上3階建て

1976年竣工の保育所を併設した教会を改修しました。
改修を終えた建物外観
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改修前の屋上防水層の様子。劣化、ひび割れが見られます。
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改修前の外壁の様子。錆汚れが目立ちます。
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改修前の室内
DSC_0060-001 壁はコンクリートにペンキ塗り、床はコンクリートに直接張り付ける仕様になっていて断熱性が低く、足が冷たく感じます。今回の改修で、間取りを変更し、仕上げを新しくすると同時に断熱性能も向上させます。

40年で初めての全体的改修工事
建物には様々な素材が使われています。それぞれに耐用年数が異なり、劣化の状況も様々です。まずは現場の調査をし、ひび割れや損傷があれば数量を把握し、補修の方法を決めて費用を計算します。

竣工後40年も経つといろんなところがいたんできます。
使われ方も変わってくるので、古いプランのままではその要望に充分に応えられないところも出てきます。
保育所施設は増築されこどもの数がふえました。
その中でも、耐震性は重要な懸案事項でした。

工事の終わりは、メンタナンスの始まり
取り替えた材料はまっさら、塗り替えた塗装もまぶしい白。照明も明るくて気持ちいいですね。
建物は長期修繕計画を作って計画的に補修をしたり、お金を積み立てたりすることが重要になりますが、分譲マンションで管理組合が管理会社に委託している場合を除いてはなかなか手が回らないのではないでしょうか。

DSC_0413 新しくなった屋外階段。
外部のひび割れを補修し再塗装。防水層もやりかえました。

DSC_0416web 改修後の屋上

DSC_0421 改修を終えた礼拝堂に架かる屋根のスペイン瓦。色の違うところは今回新しくなった瓦。

DSC_0397 DSC_0409web 新しくなった内部の様子。
古くなった天井、壁、床の仕上げえを更新しました。断熱性能も向上させています。床の木の色が明るくなり、室内が明るくなりました。

年を経て味わいを増す建物を
メンテナンス、又はメンテナンスのし易さもさることながら、いい年の取りかたをする建物というところを意識したいですね。多くの時間と費用を掛けて作る建築物というこの巨大なモノ(たとえ小さな住宅であっても)が、ちょっと古くなったから壊そうかということは許されません。
自分が関わった建物は今回改修したこの建物のように、長い時を超えて愛されるものであってほしいという想いを新たに、次の仕事に取り組んでいこうと思います。